
MLB(メジャーリーグベースボール)でオールスターに2度選出された名選手であり、現在はGreenfly Inc.の共同創業者兼会長を務めるショーン・グリーン(Shawn Green)氏が、米ポッドキャスト番組『Sports Business Radio』に出演(2025年8月配信)。
10年以上前に起業した「Greenfly」誕生の裏話から、AIを活用した最新のコンテンツ運用、そして大谷翔平選手をはじめとするグローバルスターが及ぼすスポーツDXへの影響までを熱く語りました。
■ 社名「Greenfly」の意外な由来
「Greenfly」という言葉は、実はMLBの選手間で使われていた隠語(スラング)に由来します。「オークション用にバットにサインしてもらえる?(Greenflyしていい?)」といった「ちょっとしたお願いをする」という意味で使われていた言葉であり、グリーン氏自身の苗字にも掛かっています。
創業当初はイベントや配信向けの動画収集からスタートした同社ですが、SNSの急速な普及とともに、スポーツ団体やアスリート間の短尺コンテンツ配信インフラへと大きく進化を遂げました。
■ 現場の「生の縦型動画」が10倍のパフォーマンスを生む
グリーン氏は番組内で、現代のファン(特に若い世代)のコンテンツ消費スタイルの激変について触れています。
2〜3時間の試合全編を観るのではなく、試合直後のハイライトや縦型ショート動画をSNSで消費する傾向が定着している。特に、TV放送の映像よりも、ピッチ脇やサイドラインで撮影された『生のリアルな縦型動画』は、SNS上で10倍以上のエンゲージメントを発揮する
かつては広報や集客の“オマケ”でしかなかったショートフォームコンテンツが、現在ではスポンサー協賛や自社アプリでの収益を生み出す「最重要デジタル資産」へとシフトしていると強調します。
■ ヘルメット着用競技でも短時間で判別するAI技術
Greenflyが世界40以上のプロリーグや500以上のチームに支持される最大の理由は、AIによる「完全自動化」にあります。
特にスポーツの現場では、アイスホッケーやアメリカンフットボールのように選手がヘルメットやプロテクターを装着しており、一般的な顔認証(Face ID)だけでは個人の特定が困難なケースが多々あります。GreenflyのAI技術(買収したMiro社の技術等)は、顔だけでなくユニフォームの着こなし、服装、画角、背番号といった複数の要素を多角的に分析・照合(三角測量)することで、素早い精度での自動識別を実現しています。
このAIが選手やスポンサーロゴを高精度で自動特定し、選手が試合後に控室へ戻った頃には、スマホアプリへ各コンテンツを自動配信(即時ルーティング)。手作業による素材共有のタイムラグをゼロにし、試合直後の「最も熱狂している瞬間」を逃さず世界へ発信できる環境を実現しています。
■ 大谷翔平選手がもたらすグローバルなインパクト
元MLBトップ選手としての視点から、ドジャースの大谷翔平選手やヤンキースのアーロン・ジャッジ選手についても言及。
大谷選手がアジア全域、そして全米のファンを引き込んでいるインパクトは凄まじい。ロサンゼルスとニューヨークという大市場に球界最大のスターが揃っていることは、スポーツビジネス全体にとっても最高の追い風だ
と語りました。
ショーン・グリーン氏が語るGreenflyのビジョンや創業ストーリー、元アスリートならではの情熱的なインタビュー全編(英語)は、以下のGreenfly Inc.の記事よりご視聴いただけます(※2025年8月配信)。
▼ Shawn Green: Former MLB All-Star & Greenfly Founder on Sports Business Radio Podcast
https://www.greenfly.com/in-the-news/shawn-green-sports-business-radio/
【本件・導入に関するお問い合わせ】
株式会社メディア・ワーク (Greenfly 日本公式パートナー)
お問い合わせ:https://greenfly.jp/